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閑話休題

【閑】2026年の活動について

2025年と変わらず、こんな感じ↓で参ります。100名山を5座登りたい。カヤックを上達したい。運用資産を7000万円台に持って行きたい。サークル活動を定着させたい。

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閑話休題

【閑】いい人

最近、「いい人」と言われることが多くなりました。でも、思い返してみると、私は昔から「いい人」と言われてきた気がします。例えば、学生時代。合コンとか、サークルの席で、女性から言われることが多かったような。そして、そう言われたときの私は、なぜか寂しい気持ちになったことを憶えています。

「いい人」というワードは一見、褒め言葉のように聞こえますが、状況によってはそうではありません。当時、私の回りにいる”いけてるメンズ諸君”は、女性から「かっこいい」「おしゃれ」「やさしい」……。そんな言葉をかけられていました。そして、そういう形容詞がマッチせず他に適当なワードが見つからない男性、あるいは表現の対象にすらならない男性に、消去法的にかけられる言葉が「いい人」なんです。私は女性から「いい人」と言われるくらいなら、「嫌なやつ」と言われる方がましだと思っていました。「嫌なやつ」なら、少なくとも表現すべき対象として認識されているわけですから。

ただ、同じ「いい人」でも、シニアとなった今は若い頃とは状況が違うと考えています。なぜなら、シニアの男性には「かっこいい」も「おしゃれ」も、基本的に当てはまりません。(一部のイケオジは除きます) そんな中で、「いい人」という言葉をかけてくれた人は、積極的に「良い」or「悪い」から「良い」を選択してくれたと考えられるからです。アラ還の私が「いい人」と言われたなら、今度は素直に「ありがとう」とお礼を言ってみたいと思います。

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株式

【株】損出しの効果

あわただしくクリスマス、お正月とイベントをこなすと、その先には確定申告が待っています。そう、税金の季節の到来です。NISAや源泉徴収ありの特定口座で株式投資を行っている分には、敢えて確定申告をする必要はありませんが、中には保有銘柄の損出しをして税金の支払いの軽減を図る方もいらっしゃると思います。そこで、今回はこの損出しの効果と注意点についてお話します。

損出しとは、含み損(評価損)が出ている保有株をいったん売って、税務上の「損失」をその年に確定させることを指します。損失を確定させることで、その年の他の株の譲渡益等と相殺して税金の負担を抑えることができます。株価が上がる見込みのない銘柄を売却する損切りと異なり、損出しは売却した後に同じ銘柄を買戻しする手法のため、保有銘柄に変化はありません。

ここで、注意しなければならない点があります。損出ししたい銘柄の売却後、同じ銘柄を同一日に買戻しした場合、特定口座では制度上、買いが先にあったものとみなして平均取得単価が算出されます。そのため、実際に買戻した株価よりも高い取得単価になって損出し額が想定よりも小さくなる場合があります。そのため、損出しした銘柄を買戻すのは翌営業日以降であることが重要です。ただし、翌営業日以降に買戻す場合は、日をまたぐので同じ株価で買戻せる可能性は低くなります。そこで信用取引を活用すれば、売却価格と買戻し額を同等の株価で取引することができます。(信用取引の詳細は省略します)

このように損出しを使って税金の支払いを圧縮できるのが、投資信託にはない個別株投資のメリットのように思われます。しかし、実は損出しのお話には続きがあるんです。上記の例で見ていきます。まず、損出ししない場合。B銘柄の当初購入価格を50万円とします。その後、株価が上昇したのでB銘柄を70万円で売却したとします。このときのB銘柄に係る課税額は、70万円ー50万円=20万円。20万円×20.315%=40,630円となります。次に、途中で損出しした場合。当初50万円のB銘柄を一旦20万円で売却し、損出しします。損出しによる節税額は20万円ー50万円=▲30万円。▲30万円×20.315%=▲60,945円となります。そして、即B銘柄を同じ値段の20万円で買戻します。その後、株価が上昇したのでB銘柄を70万円で売却します。このときに課税額は、70万円ー20万円=50万円。50万円×20.315%=101,575円です。損出しによる節税効果を加味すると、▲60,945円+101,575円=40,630円となります。あら不思議。損出ししない場合と損出しした場合で、最終的な課税額は同じになってしまいました。そのカラクリは、B銘柄を売却して損出ししたあと買戻した段階で、買い簿価が当初購入価格50万円から買戻し価格20万円に切り下がったためです。これにより、最終売却時の売却益がその分大きくなってしまうから。(20万円⇒50万円) 結局、損出しには税金の削減効果はなく、あるのは課税時期の先送り効果です。この点は、世の中にあまたある節税系の金融商品に共通します。生命保険を使った節税策、不動産の減価償却による節税等。ただ、これから金利が上昇し高金利時代に突入すれば、課税時期の先送り効果は大きなメリットを生むことになります。

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株式 閑話休題

【株】日銀が利上げするのに円安?

円安傾向が止まりません。12月13日現在、ドル円は1ドル=155.60円近辺。日銀は12月18日・19日に開催される金融政策決定会合で、0.25%の利上げを行うことが確実されています。お金は金利の高い方に流れるというセオリーに従えば、本来ならば為替は円高に向かうはず。なのに、なぜ円安?

この謎を解く鍵は、短期金利ではなく長期金利にあります。短期金利は日銀が操作する無担保オーバーナイト・コール金利に連動するのに対し、長期金利は(超)長期国債市場の需給で決まります。そして、今この超長期国債市場で異変が起こっています。なんと、超長期国債市場での外国人投資家の10月の売買比率が59.6%まで上がっているというのです。ちなみに、20年1月当時はわずか27.6%でした。

超長期国債市場のメインプレイヤーとなった外国人投資家が今、(超)長期国債を売りまくっています。背景には、高市総理大臣の積極財政政策での赤字国債の増発による(超)長期国債市場の需給悪化懸念があります。外国人投資家が日本国債を売れば、そのまま円売りとなります。これが現下の円安の大きな要因です。
相場はセオリー通りには動かないという事例でした。

さて、ここで私から皆さんに質問です。最高決算を発表した会社の株がなぜか売られてしまいました。なぜでしょう? 次回のブログ更新で答え合わせしたいと思います。

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閑話休題

【閑】シニアに必要なもの

現在61歳、年が明ければ早々に62歳になる私。気が付けばシニアと言われる歳になりました。そこで、ふと考えます。シニアにとって必要なもの、大切なものって何だろう。まずは、健康ですよね。これがないと、穏やかに日々を送ることは叶いません。次に、お金。といっても、そんなにたくさんのお金は要りません。贅沢を言わなければ食べていける程度のお金で十分です。最後に、もうひとつ、シニアに欠かせないもの。それは社会との繋がりです。社会との繋がりを失ったシニアは、社会的に孤立してしまいます。なので、シニアには社会と繋がっている、社会から必要とされているという証が必要です。そして、手っ取り早く証となるのが、友人、知人、家族等の身近な社会からの”いいね”=承認です。

翻って、今の自分はどうか。月に数度、山に登ったり海に潜ったりと運動らしきことはやっているので、健康の管理はできていると思います。次に、お金。一応契約社員としてですが働いているので、若干の労働収入はあります。それから、バブル期の高金利時代に入った個人年金。そして、会社からの企業年金。これら収入の3本柱のお陰で、贅沢を言わなければ家族が路頭に迷うことはないだろうと思います。問題は、最後の”いいね”です。これが悩ましい。
会社で私がしている仕事といえば、責任を問われることのほとんどない雑用です。楽なのはありがたいのですが、仕事を通じて達成感を感じることはありませんし、お客様や上司、同僚から褒められたり感謝されることもありません。また、家庭における嫁さんや娘との生活はマンネリ化しており、今さら”いいね”をもらう関係にありません。このままでは早晩、社会的孤立老人の出来上がりです。にわかに私は危機感を抱きました。そして、「動くなら今しかない」と思ったのです。

そこで、思い付いたのがジモティで仲間を募り、一緒に飲んだり、食べたり、ドライブに行ったりして、彼ら彼女らから”いいね”をもらうことです。(参考:最近私がやっていること) これが今のところ当たっています。昨今、中高年を対象とした飲みサークルやお出かけサークルは、巷間あまたあります。そこで、私は月並みな居酒屋ではなく、ちょっと食にこだわったお店で飲み会をやったり、ふつう日帰りでは行かないような観光スポットへ日帰りドライブしたりと、他のサークルとの差別化を図っています。
また、私のサークルの運営目的はメンバーから”いいね”をもらうこと(=承認欲求の充足)にあります。なので、飲み会やドライブで私に金銭的な持ち出しが発生しても、”いいね”をもらうための対価だと割り切ることができます。そして、メンバーの費用負担を抑えることを最優先に考えることができます。今のところメンバーと管理人はWin&Winの関係です。これが私の企画がメンバーに好評な理由かなと思ったりしてます。

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株式

【株】新たなトレンドの始まりか

いやあ、強いですね。日経平均のことですが。11月4日にザラ場で高値52,636円を付けたあと、翌11月5日に相場は急落し、一時5万円の大台を割り込んで49,000円近辺まで下げました。このタイミングで恐らく例の著名個人投資家さんも、利食いの売りを出されたものと思います。しかし、引けにかけて買い戻しが入り、結局5万円の大台を回復しての引けとなりました。私はてっきり45,000円くらいまでの調整があるものと覚悟してましたので、予想外の粘り腰にビックリです。

この表は日経平均の空売り比率(ピンクで網掛けの部分)を掲載したものです。ご覧頂くと分かるように、空売り比率が40%を超えて日経平均が急落した翌日に相場が急騰する展開が続いています。典型的な踏み上げ相場ですが、今も売り回転が継続中で収束の兆しはありません。この強い相場をどう見るか。現下の日経平均の上げの要因はいうまでもなく、SBG・東京エレクトロン・アドバンテストの3兄弟に代表されるAI・半導体ブームですが、その他にも我が国固有の要因として、デフレ経済からインフレ経済への転換があるように思います。これはバブル崩壊以降続いた停滞の時代の終焉ともいうべきパラダイムシフトです。今やインフレが常態となった日本経済を、そして日本株を、今までとは異なる視点、尺度で評価すべき時代に入ったのではないでしょうか。

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株式

【株】いつまで続く日経株高

10月27日の日経平均株価は初めて5万円の大台を突破しました。28日の日経新聞はコラム記事(スクランブル)で次のように伝えています。「けん引役は人口知能(AI)ブームの追い風を一身に受けるソフトバンクグループ(SBG)だ。」「……売り手が踏み上げられて上昇の勢いはしばらく収まりそうにない。」また、外資系証券会社のコメントとして「ものすごい額を売買している著名な個人投資家やその影響を受けた個人の売買シェアが高くなっているように感じる。」と紹介しています。ここでいう著名な個人投資家とは、いうまでもなく日経平均を動かす男=cisさんでしょう。

続けて日経新聞は「……空売りのために貸株残高は9月中に215万株とおよそ3年ぶりの高水準になった。……ところが、SBGの上昇に弾みがつくと様相が変わった。売り手が耐えられなくなって持ち高を解消し、買い方も再び持ち高を増やし始めた。貸株残高は10月22日には6万株台まで減少した。」と伝えています。

インフレによる日本株の先高感に加え、貸株市場の歪な需給に着目したcisさんが、機関投資家顔負けの大ロットでSBG株に買いを入れたのでしょう。売り方はパニック状態です。損失が~とか言ってるひまはありません。逃げ遅れたら骨まで焼かれてしまいます。目をつぶってSBG株を買い戻すしかないのです。

ただ、忘れてはならないのはcisさんは私たちのような長期投資家ではないことです。間違いなく、どこかのタイミングで利益確定の大量の売りを出してきます。それがいつなのか。インフレ、AIブームはこれからも株式市場の上昇を支えるでしょうが、短期的にはいつ調整が入ってもおかしくないと思います。

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保険

【保】買うべき保険は何か

日本は年金や医療・介護等の社会保障制度が充実しています。したがって、私たちが民間の保険会社から第一に買うべきなのは、そういった社会保障制度でカバーされないリスクに備える保険となります。具体的には、自動車保険や火災保険、地震保険、賠償責任保険等の損害保険商品です。なお、自動車保険には加入が義務付けられた公的な自賠責保険がありますが、死亡:3000万円、ケガ:120万円、後遺障害:75万円~4000万円と補償は十分ではありません。また、自動車の運行で他人を死傷させた場合しか補償の対象とならず、自身の死亡やケガ、モノの破損は補償の対象外です。なので、ドライバーは民間の自動車保険に入って、適宜不足する補償を補う必要があります。

次に、第二に買うべきは、社会保障制度でカバーされるリスクであっても保障(補償)額が少なかったり、自己負担額が高額である場合に備える保険です。具体的には、世帯主の死亡に備える保険(定期保険)や、病気やケガに備える医療保険やがん保険等の生命保険商品が該当します。世帯主の死亡時には国民年金や厚生年金から遺族年金が支給されますが、それだけで残された遺族が生活していくのは難しいです。また、病気やケガの治療費の自己負担額は場合によって高額となります。健康保険や国民健康保険からは高額療養費が支給されますが、それでも自己負担額が月に10万円近くになって家計を圧迫する事もあります。そこで、こういった事態に備えて、定期保険や医療保険等に加入するわけです。ただ、これらの保険はあくまで期間限定で加入すべきものである点に注意が必要です。家計の資産が積み上がってきたり、家計の収入が増えてきたら、定期保険や医療保険・がん保険は不要となります。家計の資産や収入を取り崩して生活費や治療費に充当すればいいからです。
また、国民年金や厚生年金の将来の支給額が少ないとき、民間の個人年金保険に加入すべきかどうか悩まれる方もいらっしゃると思います。私は個人年金保険に入るよりも、NISAやiDeCoといった税制優遇制度を活用して資産の積み上げを図る方が効果的だと考えます。

最後に、第三に買うべきは、税制上の恩恵のある保険です。具体的には、相続税の非課税措置のある死亡保険(終身保険)です。終身保険の死亡保険金は、500万円×法定相続人数まで相続税が非課税となります。(基礎控除とは別枠。法定相続人が死亡保険金を受け取る場合。) また、死亡保険金は受取人固有の資産とみなされるので遺産分割協議の対象外で、確実に受取人の手にお金を渡すことができます。終身保険は遺言の代わりとなる優れものでもあります。

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株式

【株】いつになったら山は動くのか

前々回、好調な日経平均株価と対照的に全く動意のない我がポートフォリオのお話を致しましたが、いつになったらうちの子たちは動いてくれるのでしょうか。そこで、ひとつ目安になるのがNT倍率です。NT倍率とは日経平均株価をTOPIXで割った数値で、具体的には次のように計算します
・NT倍率=日経平均株価​/TOPIX
高いNT倍率は日経平均株価がTOPIXよりも強いことを示し、低いNT倍率は日経平均株価がTOPIXよりも弱いことを示します。
SBI証券さんのHPよりNT倍率の10年チャートをお借りしましたので、以下にご紹介します。

このチャートをご覧いただくと、足下のNT倍率は15倍を超えたあたりにあって、過去10年の最高値15.5強に迫る水準にあることが分かります。昨今、日経平均は東京エレクトロンやソフトバンク等の半導体関連株の好調を受け高値を更新する一方、TOPIXはプライム市場全体の強さを反映するため日経平均に比べて出遅れ感が否めません。当面半導体株の好調が続く限りNT倍率の上昇も続くと思われますが、ヒストリカル的にはそろそろTOPIXの逆襲が始ってもおかしくないとの認識は持っておきたいところです。TOPIXが買われる環境になれば、うちの子たちも少しはやる気を出して仕事をしてくれるでしょう。




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閑話休題

【閑】最近私がやっていること

最近私がやっているのは、以前「貴方に笑顔のプレゼントを」でお話した内容を実践に移すことです。友人・知人を誘って私のお薦めの居酒屋やレストランで食事をしたり、私のお薦めの観光スポットへドライブ(ドライバー兼ガイドは私)に行ったり、私のお薦めの低山に登ったり、ということを週末ごとにやっています。「貴方に笑顔のプレゼントを」では、私は”過去の借りを返す”ためにこれらの活動をすると説明しましたが、実際にやってみると他の意味合いの方が濃いと感じています。

改めて、何のためにこのような活動をしているのか。ひとつには、友人・知人から「楽しかった」の一言をかけてもらうためです。私の会社員時代は、お客さんからは不平・不満・クレーム、会社の上司からは叱責の日々でした。そんな私にとって「楽しかった」の一言は、私のような者でも人の役に立てることを実感できる言葉であり、かけがえのないものです。そして、もうひとつ。サラリーマン人生を通じて私の体内にインプットされた情報・ノウハウ・経験を、食事会・ドライブ・山登りといった活動を通じて、友人・知人、そして社会にアウトプットするためです。会社員時代、私は目的も考えずに、ただひたすらインプットし経験値を高めることに励みました。しかし、嘱託社員という形で会社から距離を置く立場になって、インプットは目に見える形でアウトプットして始めて意味をなすことに気が付きました。私は今、アウトプットする快感の虜になっています。

<これから行きたいドライブスポット>
①京都、伊根の舟屋
伊根湾沿いの海面すれすれに船倉兼民家が建ち並ぶ光景は圧巻。
②奈良、曽爾高原
約40haある曽爾高原が11月下旬にススキで一面金色に染まります。
③三重、オハイブルー
九鬼崎の遊歩道から沢沿いに樹林を進んだ先は魅惑のブルーな海が広がる秘境スポット。