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閑話休題

【閑】貴方に笑顔のプレゼントを

私は今まで学校でも職場でも、回りに迷惑をかけっぱなしでした。なので、自分がくたばる前に、友人・知人に少しでも借りを返したいと思っています。現在私は61歳。健康寿命の72歳を賞味期限とすれば、体の勝手がきくこの10年が勝負です。ただ、借りを返すといっても、何をしたらいいのか。大したことができないのは、はじめから分かっています。だったら、自分の強みを活かして、好きなことをして借りを返そう。そう思いました。

ところで、自分の強み? そんなもんあったっけ? これといって取り柄のない、万年ヒラ社員の私に強みなんてあるわけない。最初そう思ったのですが、現場一筋、雑巾がけ35年の経験が逆に強みになるかも。また、山登りやダイビングを何気に30年以上続けてきたことも、ひょっとしたら強みになるのかなと。
そして、私は子供の頃から友達を笑わせることが好きでした。ならば、友人・知人に笑顔をプレゼントすることで借りを返すというのはどうだろう。

問題は、どうやって友人・知人を笑顔にするかです。私は営業でお客さんを接待するため、長年美味しくて安い店、一風変わった店等の情報を集めてきました。だったら、友人・知人をそれらのお店に招待して、美味しい料理やお酒を楽しんでもらえば、みんなを笑顔にできるはず。
また、若い頃から私は仕事で全国を飛び回ってきました。そして、行く先々でお客さんから地元の穴場や特産物を教えてもらいました。現地では車で移動することが多かったので、私は長距離の運転が苦になりません。そこで、各地の穴場や特産物を売りにしたオレ流の穴場訪問&食ツアーを企画し、友人・知人を誘ったら面白いんじゃないか? ガイド兼ドライバーは私です。みんな喜んでくれるでしょう。

最後はこれ。山登りやダイビングの経験を活かして、友人・知人をアウトドアの世界に誘いたいと思います。まあダイビングをやりたいという人はレアでしょうが、ハイキング程度の山なら登ってみたいという人は多いはず。そんな人を対象に、道具の選定から低山のガイドまで、一連のお手伝いをさせて頂きます。大自然の前で友人・知人のはしゃぐ姿が目に浮かびます。

いかがでしょう? 皆さんも私と一緒に、食事会やドライブ・山登りに行ってみませんか? きっと、素敵な笑顔をプレゼントできると思いますよ。







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株式

【株】米国格下げとな?

大手格付け会社ムーディーズは16日、米国の発行体格付けの引き下げを公表しました。過去の格下げ時の経験から、今回も市場では通貨安、債券安、株安のトリプル安を警戒する声が出ています。歴史は繰り返すといいますが、さて、今回はどうでしょうか?

ひとつ、頭を冷やして考えましょう。まず、米国格下げですが、これは何も今に始ったことではありません。2011年のS&P、2023年のフィッチが既にAAAからの格下げを実施済です。それから、格下げによる米国の信用低下ですが、これもトランプさんのチャランポランな関税政策のせいで海外投資家の信用はとっくに失っています。また、格下げで米国債券が売られれば、トランプさんが最も気にしている長期金利が上がってしまいます。そうなれば例のトランププットが発動され、株価の下支えが期待できます。

このように考えてくると、一瞬トリプル安があったとしても長続きはしないのではないかと思えてきます。実際、現在の為替の水準は1ドル=145円程度とやや円高に振れていますが、パニック的な動きにはなっていません。

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閑話休題

【閑】ゴールデンウィーク2025

人によっては11連休となった今年のゴールデンウィーク。皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。私はカレンダー通りの休みでしたので遠地の観光スポットに行ったりはしませんでしたが、夏山に向けたトレーニングで長野県と岐阜県の県境にある小秀山(1,982m)に日帰りで登りました。今日はそんな山登りの1日についてお話します。

小秀山は全国的な知名度は今いちですが、日本二百名山に数えられる名峰です。コースタイムは山頂まで登り5時間+下り3時間、距離にして往復で10km、駐車場からの標高差は1,200mです。(二ノ谷ルート) 途中、「かもしか渡り」といわれる垂直な7mの登りがあったり、ちょっとした岩場があったりと、少し怖いけど楽しいコースとなっています。
二ノ谷ルートは乙女渓谷のキャンプ場を起点に、幾つもの滝に沿って木道の散策路をしばらく歩きます。そして、散策路が終わるといきなりの急登です。私は昨年、一昨年とGWに小秀山に登っており、今年で3度目です。そのため、タフではあるものの勝手知ったるルートとして、リラックスして登山道を登っていました。でも稜線に出た瞬間、そんなお気楽さは吹っ飛びました。なんと、そこはまさかの銀世界。過去2度の山行では見たことのない光景です。私はしばらくツボ足で登っていきましたが、第一高原を過ぎたあたりから堪らずアイゼンを付けました。しかし、慣れない雪道は容赦なく私の体力を奪っていきます。また、登山道が雪に隠れて見えないため、私は何度もルートを外れ、正規のルートに戻るまで無駄に時間を費やしました。
結局、第三高原を過ぎ山頂直下に辿り着いた時点で、山頂までのあと100mを登る気力も時間も私には残っていませんでした。残念ではあったものの、身の安全が第一です。私は撤退することを決めました。

来た道をとぼとぼと帰る途中、雪道を軽快に登ってくる私と同世代と思しき男性とすれ違いました。「モンスターや!」そう思いました。私もそこそこ体力に自信はあったのですが、自分の力不足を痛感する山行となりました。