昨日(2026.1.6)のモーサテ(テレビ東京系のモーニング・サテライト)でエコノミストの一人が、今年の日本株について表題の相場格言を持ち出して弱気な見通しを語っていました。でも、この相場格言、本当に当たるんでしょうか?
まず、肝心の相場格言をご紹介しましょう。「辰巳(たつ・み)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さる・とり)騒ぐ。戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑(うし)はつまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。」 これは、1730年頃に世界初の先物取引が行われた大阪の堂島米相場が起源とされています。で、「辰巳天井、午尻下がり」(辰年と巳年に相場は天井を付け、午年に下落する)を引いて、冒頭のエコノミスト氏は日本株は今年下落すると言うわけです。

これは戦後の午年の日経平均の騰落率を表したものです。確かに、前々々回の午年1990年は平成バブル崩壊の年で、日経平均株価は▲40%近く下落しています。また、前々回の2002年もITバブル崩壊の傷が癒えない中、▲20%近く下落しました。しかし、前回の2014年はアベノミクスの影響で約7%の上昇となっています。ちなみに、戦後の午年全体での戦績は3勝3敗となっており、この相場格言をもってアノマリーと認定するのは難しそうです。