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【株】私の個別株投資遍歴

今日は私の個別株の投資遍歴についてお話します。はたして、私の運用力はいかほどか。日経平均株価に勝っているのか。ちょっと恥ずかしいですが、全部見ていただきましょう。
私が初めて株式を購入したのは、1997年10月のJR東海株の第一次売り出しのとき。売り出し価格は忘れてしまいましたが、今でも保有しています。その後、1990年代は短期の売り買いを繰り返していましたが、損失を出した記憶しかありません。(当時の記録は残っていません。) 1998年の金融恐慌の際は、額面(50円)を割り込んだ長銀株をスケベ買いしました。私はまさか天下の長銀が潰れることはないだろうと高をくくっていましたが、残念ながら潰れてしまいました。おかげで私の長銀株は紙クズです。

2000年代に入り長銀ショックの傷も癒えたころ、私は短期の利ざや稼ぎから長期目線の株式投資に方向転換しました。2003年8月のマキタに始る個別株の投資遍歴は下表のとおりです。

まず目に付くのが、2007年8月から2020年10月まで、購入日にブランクがあることです。この時期、私が勤めていた某銀行で株式投資が許可制となったため、個別株の購入を自粛したためです。(私は2019年9月に銀行を退職しました) 2008年のリーマンショックから日経平均のザラ場7,000円割れを経て、2012年のアベノミクス相場の開始まで、日本株の千載一遇の買い場が続きますが、この間、私は相場に参加していません。まさに痛恨の極みです。個人投資家として失格です。個別株はだめでも投信は買うことができたので、日経平均のインデックス投信でも買っておけばよかったのです。

私が今まで購入した銘柄の中で、会社の業績やバリュエーションを分析して買った銘柄は1社もありません。(そもそも、私にそんな能力はありませんし) なんとなく新聞で目に付いたとか、地元の会社だから応援しようとか、そんな動機で買っています。もともとマキタは高配当の地味な会社でしたが、いつの間にか海外生産比率をアップして高成長企業に様変わりしていました。それから、HOYA、村田製作所と買い進めるにつれ、ポートフォリオのグロース色が濃くなり配当利回りが下がってきたので、2020年の投資再開時にはバリュー系の高配当株を買おうと考えていました。そこで購入したのが、オリックス、東京海上、三菱商事、JT、アイカ工業です。また、このとき、実験的にJREITを2銘柄購入しました。ヘルスケア&メディカル投資法人と大和ハウスリート投資法人です。(その後、国内金利の上昇による価格下落リスクが気になったので、大和ハウスリート投資法人は売却しました。) 他に、タカラレーベン・インフラ投資法人ほかインフラファンド3銘柄にも投資しましたが、2022年10月にタカラレーベン・インフラ投資法人が公開買い付けに伴い上場廃止となるのに合わせ、全銘柄を売却しました。(マーケットの縮小による流動性低下で、インフラファンドは長期保有に向かないと考えました。)
2022年2月以降は、FRBの利上げで大きく下落したナスダックの影響で低迷していたグロース銘柄の中から、信越化学とリクルートを買いました。住友金属鉱山、カネカを買ったのは単なる思いつきです。また、値動きの鈍かった帝人、岡谷電機産業、尾張精機、アイチコーポレーションの4銘柄を損切りし、別の銘柄に入れ替えました。(私は基本的に損切りはしませんが、より魅力的な銘柄を買う原資に充当するために売却することはあります。)

以上、ざっくり私の個別株の投資遍歴をご覧いただきましたが、上表で青く網掛けしている銘柄は、購入時から2024年3月21日までの騰落率が日経平均に負けているものです。勝敗の星取りでいくと9勝6敗となり、私が日経平均に勝ったように見えますが、この表に載っていない損切り銘柄があるので、個別株の配当を加えたトータル損益でも日経平均に勝てていないよう思います。(アバウトな話ですいません。正確な計算は勘弁して下さい。) 
私の個別株の拙い投資遍歴から言えるのは、手間をかけて個別株に投資するよりも、インデックス投信に投資する方が楽に良好な結果を出せるということです。それから、個別株はインデックス投信よりもはるかにリスクが高く、心臓によくありません。一例として、マキタのチャートを付けておきます。(出処:yahooファイナンス) 2021年9月にコロナ禍による好業績への期待から、7,050円の最高値を付けましたが、コロナの落ち着きとともに株価は下げ足を早め、2022年11月に2,589円の安値を付けました。僅か1年余りで3分の2近くの下落です! 私は都合の悪いことは忘れてしまう性分なので平気でしたが、普通の人は短期間に株価が3分の1になったら精神的にきついと思います。でも、インデックス投信なら、何十年に1度のリーマンショック級の経済ショックでも来ない限り、株価が3分の1になることはまずありません。